将来への夢が広がる分野の仕事に、
日々やりがいを感じています

ENGINEER

2006年入社 組込みソフトウェア開発

190名を超える大規模なチームですが、横のつながりが強い仲間たちです

現在は、どんな部門に所属されていますか?

現在は、カーエレクトロニクスグループで車載の組込みソフトウェアの開発を行っています。私が所属しているチームは、お客様の開発拠点に90名が常駐していて、社内への持ち帰り業務の対応に100名が在籍する大規模なチームです。チーム内は、担当業務によってさらに複数の小さな班に分かれていますが、難題に直面したり、わからないことがあったりという問題が起きたときには、組織の垣根を越えてヘルプし合える、横のつながりがとても強いチームです。

車載分野は年々業務量が増えていて、さらに先進性が求められる分野の開発に携わっているので、メンバー一人ひとりが非常に高いモチベーションで取り組んでいます。また、若いメンバーが多いチームでもあります。自動車を運転する方の安全・安心を守る機能や、自動運転の実現に向けた将来性のある分野の開発に携わることができるので、みんな日々やりがいを感じながら仕事を進めてくれています。

チームが大きくなるにつれて、担当する業務も広がっていきました

現在担当されている業務の具体的な内容は?

チーム内にある複数の班のうち、5つを担当するマネージャーとして、お客様との折衝やマネジメントを行っています。プロジェクト単位で作業計画を策定し、進捗状況を日々確認した上で、メンバーやお客様と協力しながら開発における課題や先々のリスクに対応しています。技術面では、お客様に成果物を提出するにあたって十分な品質が担保できるように、メンバーが作成したものをレビューするなどして業務のフォローや品質の向上に取り組んでいます。

これまで、どんな経験を積んできましたか?

私は、名古屋での採用が始まった2006年に新卒入社しました。入社の直後から車載関係の開発に携わっていて、これまでずっと同じお客様の製品の開発を行ってきました。しかし、担当する製品はさまざまで、入社からしばらくの間はカーナビゲーションシステムの開発を担当し、その後はメーターECUの開発や車載の通信モジュール開発を経て、走行安全関係や自動運転などのECU開発に携わってきました。

初めは一人の担当者として、先輩に指導してもらいながら技術を身につけていきました。そしてチームが大きくなるにつれて、技術的にも難易度が高いものに携わるようになり、さらに技術的な対応だけではなく、お客様への報告や新たなメンバーの育成、担当機能のスケジュール立案など、対応する業務の範囲が広がっていきました。

仕事に向かう姿勢を日々変えていき、常に進化を目指していきたいです

立場が変わり、仕事の進め方や考え方にも変化がありましたか?

新卒として入社した頃は「この会社で、何でもできる人」になりたいと考えていました。「スペシャリスト」なのか「ゼネラリスト」なのかで言えば、後者です。私は、学生時代からソフトウェアの開発について学んでいたので、技術面はもちろん、組織として求められることなら、何でもできるようになろうと考えてがむしゃらに取り組んでいたように思います。

チームリーダーを任されるようになると、プロジェクトを進める上でさまざまな問題に直面し、自分一人の力ではどうしようもないと感じることも多くなりました。それからは、個人ではなくチームとして、どう成果を上げるかを意識しています。メンバーのモチベーションを高めるため、一人ひとりの個性に合わせて、何にチャレンジしてもらえばいいかを考えながら仕事を進めることを心掛けています。

そんななか、自身のチームのプロジェクトが終了するタイミングがありました。私はそれを、今までに取り組んだことがないような、もっと広範囲の業務に携われるチャンスだと感じました。チームリーダーのときには、お客様の開発拠点に常駐することが多かったのですが、社内勤務になってからは複数のチームに横断的に関わるようになり、将来的に求められるだろうことに取り組む時間を増やしていきました。管理職としての時間の使い方や考え方には、まだまだ改善の必要があると感じています。現状で停滞することなく、仕事に向かう姿勢を日々変えていき、進化していきたいと思っています。

CAREER PATHSキャリアパス

入社~2年目クライアント・システム開発事業部
2006年に名古屋採用の第1期生として新卒入社。社内への持ち帰り開発案件やお客様の開発拠点への常駐など、担当者としてカーナビゲーションシステムの開発に携わる。
3年目~7年目クライアント・システム開発事業部
機能開発リーダーとなり、当初は技術面でリーダーシップを発揮し、徐々に作業進捗管理やスケジュール立案、チームの売上・利益を意識した交渉なども行うように。最大で15名のプロジェクト立ち上げを含む、複数のプロジェクトに参画。
8年目~10年目クライアント・システム開発事業部
カーナビゲーションシステム開発での経験を生かして、横断的にメーターECUや予防安全関連のECU業務のリーダーを担当。人材育成とチームの拡大に取り組み、新たな技術領域に挑戦しながら成果を積む。
11年目~現在クライアント・システム開発事業部
入社11年目に管理職に昇格。名古屋地区の組込み系トップSEとして、通信モジュール、予防安全ECU、メーター、自動運転関連ECUなど、複数の開発案件に携わり、開発・マネジメントを行っている。

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Sky株式会社は、どんな会社だと感じていますか?

入社してからこれまで、ずっと変わらずに感じているのは「風通しの良さ」です。社長が毎日、社内ブログを通じて発信されている内容をはじめ、「Skyなう」で行われている社員同士のやりとりをキャッチアップしていくことで、会社が進もうとしている方向や目指すべき目標が明確につかめます。また、自分のチームの問題点などにも気づくことができるので、自然と次のステップを目指して頑張ろうと思えます。

それに、これまで同期のメンバーにもたくさん助けられてきました。横のつながりも強くて助け合いながらチーム力で物事を進める「ALL Sky」の精神が、社員一人ひとりにしっかりと根付いていると実感しています。

自分の部門や会社を、今後はどう発展させたいですか?

自動車関係の開発は、電気自動車の普及やMaaS(Mobility as a Service=自動車を含めた移動手段自体のサービス化)、コネクティッドカー(ICT端末としての機能を有する自動車)など、まだまだ成長性が高く、夢が広がるとても魅力的な分野だと思います。私たちも最先端の技術を習得しながら、お客様とともにより多くの製品を作り出していきたいです。これからもソフトウェアの品質やチームの体制面での課題を“ALL”の力で解決しながら、メンバー一人ひとりの強みを生かして、より大きな仕事ができるように日々挑戦を続けていきます。