CROSS TALKフレッシュマン賞対談

フレッシュマン賞を受賞した若手社員が語る受賞につながった「仕事に向かう姿勢」とは?

新卒採用で入社し、フレッシュマン賞を受賞した4人に、受賞の喜びをはじめ、入社後の仕事に向かう姿勢、
それぞれが思い描く今後のビジョンなどについて語り合ってもらいました。

若手の活躍を促すことなどを目的に設けられた賞で、新入社員を対象に入社初年度、特に活躍した人に贈られます。
賞にふさわしい人を上司が推薦し、選出。半期に一度開催される式典で受賞者を表彰してたたえています。

  • ICTソリューション事業部
    営業部
    営業リーダー

  • ICTソリューション事業部
    開発部 開発課
    技術リーダー

  • クライアント・システム開発事業部
    技術部 評価/検証グループ
    リーダー

  • クライアント・システム開発事業部
    技術部 カーエレクトロニクスグループ
    リーダー

お祝いのメッセージがたくさん届いて反響の大きさに驚いた

フレッシュマン賞を受賞したときの気持ちを教えてほしいな。式典で発表されるまで、基本的に受賞者にも知らされていないんだよね。僕はオンラインで配信される式典を自宅から見ていて、発表されたときは本当に驚いた! 一人で「え? え? 本当に?」って……

わかるよ。僕は受賞者の代表であいさつをしないといけなかったから、少し前に知らされていたけど、初めて知ったときはうれしさより驚きの方が勝っていたよ。

上司に社内SNSでお礼のメッセージを送ろうと思ったけど、手が震えてうまく打てなかったくらい(笑) 少し落ち着いてからうれしさがこみ上げてきたよ。

僕はチューターや上司がたくさん応援してくれていたので、ちゃんと結果を出せて良かったなっていう気持ちだったなあ。

僕たちの前の年に受賞された先輩は、違うチームにいても活躍ぶりが聞こえてくるくらいの人だから、フレッシュマン賞は「すごい人」がもらえる賞だと思っていた。だから賞を目指していたわけではなかったし、恐れ多くて……

実は僕も「取るぞ!」と思っていたわけではなかったんだ。当たり前だけど、たくさんの人がもらえる賞ではないから、貴重な賞だと思っていたし……
でも前年に1つ上の先輩が受賞されているのを見て、「表彰されるだけじゃなくて、副賞ももらえるんだ」っていうのは印象に残っていた。

そこか(笑) 評価/検証グループは研修のときに、事業部長から「ぜひフレッシュマン賞を目指してほしい」という激励があったんだ。事業部長が推している賞だから、きっと大きい意味のある賞なんだろうと思ったし、たくさんの同期が目指していたよ。

営業も配属後の自己紹介で「フレッシュマン賞を目指して頑張ります」という人もいるくらい、たくさんの人が目標にしていたと思う。部署によって雰囲気が違うんだね。
受賞したとき、社内SNSでお祝いのメッセージがたくさん届いて反響の大きさに驚いたんだよね。社内の注目度も高い賞なんだなって感じたよ。

※ 新人の育成担当の社員

「ALL Sky」の社風や業務の幅広さが入社の決め手に

みんな、学生時代はどんなことを学んでいたの?

僕は大学の学部が総合情報学部といって、情報系ではあったけど、心理学・経営学・経済学などいろいろな分野を学べる学部だったんだ。心理学を専攻していたから、プログラミングを専門的に学んだわけではなくて。でも、必修科目でプログラミングの授業を受けていたから、できなくはないかなと思っていた。

そうなんだ。僕は情報工学を専攻していたから、結構しっかりプログラミングを学んでいたんだ。C言語を使ってプログラムを組む授業もあったし。だからIT業界に進むのは自然だったんだけど、なんでIT系を選んだの?

一応情報系の学部だし、将来性を考えてIT企業に興味はあったんだ。でも、僕は人と話をするのが好きなんだけど、エンジニアって黙々と1人で作業するイメージが強かったから迷いがあって……そんなときにSky株式会社のWebサイトを見て、チームで助け合う「ALL Sky」「太陽社風」という文化があること知って「ここだ!」と思った。あと、調べていくうちに自社商品の開発って面白そうだなと思って。

なるほどね。僕は経営学を学んでいたよ。IT業界に興味を持っている友人が多くて、就活中にIT業界のセミナーに行ったら、Sky株式会社のブースがあって「CMで見たことのある会社だ!」って思ったのが興味を持ったきっかけだったよ。
選考の過程で、社員の皆さんと関わっていくなかで、この人たちと一緒に働いていけたらいいなと思えたんだ。だから僕も社風が入社の決め手の一つだったのかも。

僕は大学院まで出ているんだけど、専攻は生物学と化学で、樹木の構造や木の特性について研究していたんだよね。

へ~! ITとは全然関係なさそうだけど…… なんでSky株式会社に?

あまりいいことではないと思うけど……「これがやりたい」というものが定まっていなかったんだ。IT業界もなんとなく「将来性がある」くらいにしか考えてなくて。
そんななかでSky株式会社に魅力を感じたのは、業務内容に可変性があることだった。受託開発などを行うクライアント・システム開発(CSD)事業部は特に、お客様によって業務の内容が変わるから、やりたいことが定まっていない自分に合っているかも、と思ったんだ。

わかる! 僕も「いろいろな業務に挑戦できる」というのが就活の軸だったんだ。決まりきったことをやるよりも、そっちの方が楽しく働けるよね。
あとは、学生のときに情報セキュリティの研究室に入っていたから、情報セキュリティに強い企業というとやっぱりSky株式会社に行き着いた。

配属後はどの部署でも上司や先輩たちがフォローしてくれる

情報セキュリティというと「SKYSEA Client View」が思い浮かびそうだけど、なんで自社商品開発のICTソリューション(ICT)事業部ではなくて、CSD事業部を希望したの?

研修でCSD事業部について説明を聞いたときに、「いろいろな業務に挑戦できる」という軸に合っているなと思ったんだ。今所属しているカーエレクトロニクス(カーエレ)グループは、主に自動車に関連する開発を担当するグループなんだけど、「車輪がついているものの開発はカーエレの担当領域」と冗談交じりにいわれているくらい、いろいろな仕事ができる部署だよ。

それは確かに幅広いことができそう(笑)まさに就活の軸はかなえられているんだね。どうして評価/検証グループを希望したの?

就活時代に、評価 / 検証の仕事は、システムの品質を保証するために、さまざまなテストケースを試して検証していく仕事だとわかった。そのときに「研究に似ているな」と思ったんだよね。
研究で、例えば何かを培養するとき、回転数や温度を変えると結果が変わってくるから、いろいろなパターンを考えて試したり、どういう挙動をするか予想したりするんだけど、評価 / 検証の業務も似たところがあって、とっつきやすいかなと思った。

なるほどね! 配属後、業務への入り方も部署によってきっと違うよね? みんなはどんな仕事から始めたの?

僕は全体での研修が終わった後、配属されてすぐに業務に入ったよ。最初に担当したのは、車載メーカーのお客様が社内で使われるコミュニケーションツールのアプリ開発だったかな。それを3か月間、アジャイル開発で行った。

僕も配属された後、7月半ばには業務に入って最初は協力会社の方と一緒にシステムのテストを行う業務を担当したよ。
その後、10月ごろには上司から引き継いでもらった案件で、自分で担当するお客様を持ったんだ。小規模だけど協力会社の方をまとめる経験ができた。もちろん、わからないことは先輩に確認しながらだけど。

みんなすごいな……僕は全体研修が終わった後も、ICT事業部の開発課での研修が続いたんだ。「C⁺⁺」というプログラミング言語の研修なんだけど、どれだけ時間がかかってもいいから最後までやり切ろうっていう感じ。僕は1月にやり終えて、そこから「SKYPCE」の開発業務に入っていった。営業はどんな感じ?

まずはお客様に自社商品を紹介できなくちゃいけないから、商品についての勉強から始めたよ。すべての自社商品をお客様に説明する必要があるんだけど、特に「SKYSEA Client View」は機能がたくさんあるから、その分覚えなきゃいけないことがたくさんあって……最初は苦労したな。

全商品! それは大変だね。

先輩たちがしっかりフォローしてくれたよ。商品について教えてくれたり、ロールプレーイングに付き合ってくれたり。実際の商談の場にも同行させてもらって、仕事を覚えていったんだ。

確かに、僕も配属後はわからないことばかりだから、上司や先輩たちに助けてもらいながら業務を進めていた。どの部署でもしっかりフォローしてくれる体制なんだね。

業務を確実にやり切る姿勢、商売につなげようとする姿勢を評価された

営業はフレッシュマン賞を目指していた人が多いんだよね? 賞を取るために意識していたことはある?

正直、僕は最初「取れたらうれしいな~」くらい。賞に対して強い気持ちはなくて。でも、上司に「そんな気持ちじゃ取れないよ。どんな仕事でもちゃんと目標を明確にして、具体的に目指さないと達成できないからね」って言われたんだ。「無理強いはしないけど、目指すなら応援するよ」とも言ってくれて、「じゃあ頑張ります!」って気持ちを切り替えた。

へ~! そこから何か行動は変わったの?

実績を出すことはもちろんだけど、全国の拠点にいる営業部の皆さんに名前を知ってもらうことが大事だと思った。だから、社内ブログなどで積極的に情報のアウトプットをしたり、ほかの拠点の方に電話で案件の相談をしたりするようになったよ。
評価/検証グループも目指している人が多かったんだよね。何か意識して取り組んでいたことはある?

自ら案件を取りにいく動きをしていたことかな。実際入社2年目に入る頃に、自分で案件を獲得できたんだ。主体的に取り組んで、商売を盛り上げていくことは意識していたかもしれないな。

商売への意識だけじゃなくて、評価 / 検証の業務が評価されたからこそ、新たな案件につながったんだろうね。
でも、賞を意識していなくても受賞できたのもすごいよね。どういったところを評価されたと思う?

上司が推薦してくれたときのコメントを見ると、スピード感のある対応を褒めてくれていた。フレッシュマン賞につながった業務が、「SKYPCE」の処理スピードを改善するっていうものだったんだけど、1、2週間くらいの短納期の作業だったんだ。それを無事にやり切ることができた点を評価してもらえたのかな。

僕も任された業務をきちんとやり切れたことが大きいと思う。1年目の2月ごろからは、お客様とやりとりしながら、協力会社の方をメンバーとして抱えるというリーダー的な役割で案件を進めていたんだ。お客様からも評価していただけたことがフレッシュマン賞につながったと思うよ。

やっぱり、一つひとつの仕事を確実に対応していくことが大事なんだね。
もちろんスピード感は大事だけど、認識違いがないように、疑問点を細かく確認することを意識して進めたよ。

僕は、さっき話した自分で獲得した案件を進めるなかで、さらにお客様に提案をして増員することもできたんだ。それがフレッシュマン賞につながったんだと思う。商売につなげられるように自発的に動いていることを評価してもらえたのかな。

意識していた商売への姿勢をきちんと評価してもらえたんだね! すごいな~。

ありがとう。どんな仕事も一生懸命に対応するけど、自分で取った案件はより一層やりがいを感じることができた。だからこそ、自発的に案件を取りにいこうという気持ちになっているんだ。

僕は、病院への自社商品の提案を頑張ったよ。1つ大きな案件を決めることができて、その実績を評価してもらえたのかも。

なんで病院に注目したの?

先輩たちは都道府県単位で担当を持っていて、主に自治体様や教育委員会様に営業活動を行っているんだ。1年目はまだ勉強段階だから、担当を持っていなくて……でもなんとか案件を取りにいこうと思って注目したのが病院だったんだ。

担当がないなかで案件を取るってかなり難しそうだけど……そのなかでも戦略的に自分なりの強みを見つけたんだね。

さっき言っていたように積極的なアウトプットを心掛けていたから、多くの先輩たちに「病院への営業を頑張っている」と認識してもらうこともできたと思う。2年目からは、香川県、愛媛県の担当を持っているよ。

日頃からコミュニケーションが活発で風通しの良い雰囲気

みんなの話を聞いていると、年齢や社歴に関係なく仕事を任せてもらえる環境があることを感じるよ。

そうだね。とはいっても、まだ2年目だから……わからないことも多いけど、周りの皆さんに助けていただきながら進めているよ。さっき、認識違いがないように細かく確認することを意識したって言っていたけど、やっぱりそういう意識は欠かせないと思う。

上司や先輩たちも快く相談にのってくれるから、声を掛けやすい雰囲気なのがありがたいよ。本当に「人が良い」会社だと実感している。

あとは社内SNS、社内ブログをはじめとしてコミュニケーションツールが充実しているから、ツールを活用して情報共有や報告、相談がしやすい環境だよね。

それに、Sky株式会社の皆さんはいい意味でおせっかいだよね。困ったときはもちろん、「教えてください」って聞きにいく姿勢だけど、上司から状況を聞いてくれることも珍しくないと思う。風通しの良さを感じるよ。

確かにそうだね。日頃からコミュニケーションが活発だからこそ、ささいなことでも相談しやすい環境なんだろうね。
あとは、頑張る人を応援してくれる雰囲気もすごく感じる。

会社として「実力主義」を掲げているけど、同じ部署では若手でも係長や課長代理として活躍されている方もいて、年齢に関係なく評価してもらえるんだなと実感するね。頑張ろうと思えるよ。

頑張る同期が刺激に。今後もお客様への提案力や技術力を磨いていく

フレッシュマン賞の受賞はうれしいけど、これがゴールではないよね。これからの目標ややりたい仕事はある?

今携わっている案件を拡大していくことが一番の目標かな! あとはこれからも部署の方針に合わせて、商売につなげられる動きを積極的にしていこうと思っているよ。
それから、後輩たちの育成にも関わっていきたい。僕は先輩たちが支えてくれたからこそ、フレッシュマン賞を受賞できたと思っている。そういった文化を引き継いで良い循環を回していきたいな。

僕もお客様に提案する力をつけていきたい。そのためにまずは、目先の作業のことだけに集中してしまうのではなくて、先を見通す力が必要だと思っているんだ。開発工程には要件定義や設計、実装などさまざまな工程があって、それぞれの工程で必要な知識を身につけて先を見据えることで、お客様に的確な提案ができるようになると思っている。

僕は技術力を磨いていきたい。まずは担当している「SKYPCE」で使われている技術をすべて把握して、オールマイティーに対応できるようになりたい。あれもこれも……って中途半端にならないように、着実に一つずつ技術を身につけていくつもりだよ。

自社商品をより良いものにしてくれる開発職の方たちには、頭が上がらないよ。だからこそ営業として、自社商品をより多くのお客様に届けていきたいと思っている。チャレンジできる機会があれば、首都圏でより大きな案件に携わっていきたいんだ。
あとは、僕も後輩のマネジメントに携わっていきたい!

みんなの話を聞いて、協力会社の方をまとめていたり、案件を取っていたり……マネジメントにも意識が向いていて、すごいなと思ったよ。

部署ごとに育成の方針があるんじゃないかな。ICT事業部の開発課は配属後もしっかり研修をしているように、技術力をつけてからマネジメントの方に回っていくんだと思ったよ。今日みんなと話して、それぞれの部署の特色がわかって面白かった。

そうだね。僕もゆくゆくは後輩の育成にも携わっていけるように頑張りたいと思う!

みんな仕事のことを楽しそうに話しているのが印象的だったな。それぞれにやりがいを持って仕事に取り組んでいることが伝わってきた。

普段コミュニケーションをとるのは営業部の人たちが中心だから、ほかの部署の仕事や働き方がわかって視野が広がった気がする。それに、頑張る同期の存在はすごく良い刺激になると思ったよ。
これからもそれぞれの部署でお互いに頑張っていこう!