一人の力ではできなくても
チームならできることがたくさんある、
そんなことを教えてくれる会社です
2004年入社 総務事務
北海道から沖縄まで、働く場所は違っても一つのチームです
現在は、どんな部門に所属されていますか?
新入社員としてSky株式会社に入社して以来、14年間大阪本社の管理部総務課で働いています。弊社の総務課には札幌から沖縄まで全国の拠点に、合わせて50名を超えるメンバーが所属しており、一つのチームとして稼働しています。その中で、総務の管理職は3名。私は西日本の総務課メンバーを中心に業務フォローを担当しています。弊社では全社員が半期ごとにそれぞれ目標を設定するのですが、その目標設定のための面談の時期には、広島や福岡など担当の拠点へ出張しています。普段なかなか会って話す時間が持てないメンバーとも、メールや電話、社内SNSの「Skyなう」などを駆使してコミュニケーションをとるよう心掛けています。
また、総務が常時在籍している12拠点の管理部エリアを、テレビ会議システムで接続し大型モニターに各拠点の様子をリアルタイムで映し出しているので、互いに様子を見ながら業務に取り組めます。会議をするときも、テレビ会議システムやメッセンジャーソフトウェアの通話機能を利用し、離れた拠点にいても全員が参加できるような仕組みが整っています。このように、日頃から顔を見て、声を聞いて、業務を進めているので、実際の距離よりもメンバーを身近に感じることができます。拠点によって普段対応している業務は異なりますが、手が回らないときには「Skyなう」で呼びかければすぐに誰かの手が挙がります。どこの拠点の仕事であろうと関係なく、総務課メンバー全員参加の精神で助け合いながら業務ができています。業務の中には日々のルーチンももちろんありますが、すでに決まったことや指示されたことをこなすというよりは、自分たちで方法を考え、改善を積み重ねていく仕事の方が多いです。
社員の皆さんのサポートになることなら、どんなことでも私たちの仕事です
現在担当されている業務の具体的な内容は?
社員が働きやすい環境で仕事ができるよう、サポートする業務です。社員の勤怠管理、給与処理、入退社、慶弔、社会保険の対応、健康診断の手配などの業務のほかにも、社員対応の窓口として日々さまざまな問い合わせに対応しています。例えば、会社全体のインフォメーションをよりわかりやすく社内へ通達することや、社内手続きを効率的に行うためのOA化、社内美化にも取り組んでいます。入社式や業績発表会などの社内イベントでは、スタッフとして準備や当日の運営を行っています。また、お客様からのお電話や来客の応対も総務課メンバーの仕事。東京、大阪、名古屋の受付業務を各拠点の総務課が担当しています。
これまで、どんな経験を積んできましたか?
弊社の技術者は、お客様の開発拠点に常駐して業務を行うケースもとても多いです。そのため、社外で働く社員から会社のことでわからないことがあったときに、問い合わせを受けることが多々あります。その内容は多岐にわたるので、対応するためには幅広い知識が必要です。入社して間もない頃は会社の知識も浅く、それぞれの問い合わせに対して適切な対応ができているのか、なかなか自信が持てませんでした。先輩社員にも私の対応を確認してもらいたいという気持ちから、電話でのやりとりを避け、メールに頼りがちでした。しかしその結果、連絡に行き違いがあり迷惑を掛けてしまった苦い思い出があります。今では、時間があるときはしっかりと対面で、緊急のときは電話、記録に残したいときはメール、などそれぞれの問い合わせにふさわしい方法で応対し、より円滑なコミュニケーションがとれるようになりました。日々の問い合わせ対応を積み重ねることで、さまざまな分野の知識を得ることができ、自信も生まれます。ですから後輩たちにも、失敗を恐れず積極的に対応してもらいたいと思っています。
個人プレーから、チームプレーへ働き方も考え方も180度変わりました
立場が変わり、仕事の進め方や考え方にも変化がありましたか?
私が入社した頃、弊社の社員数は今の4分の1ほどでした。総務課の人数も少なく、今と比べると個人プレーの業務が多かったと思います。いずれにせよ、新人の私は毎日自分の仕事をこなすことで精いっぱいでした。社員数が増えるにつれ、徐々にチームで仕事をする機会も増えていきましたが、慣れない後輩に仕事を振るより、自分でやった方が早いと感じていました。そのときは、まだまだ周りの面倒を見るような余裕が自分にはなかったのだと思います。何でも自分一人でやってしまいがちでした。
あるとき、ふと後輩たちがさまざまな業務を経験し、成長する機会を私が奪ってしまっているのではないかと気がつきました。それからは何でも自分一人で対応するスタイルから、意識的に周りのメンバーにお願いするスタイルへ変えていきました。仕事を教えることは始めこそ手間がかかりますが、結局はチーム全体のレベルアップにつながり、仕事の質もスピードも向上します。当たり前のことかもしれませんが、実際にチームで仕事をするなかで、メンバー育成の大切さを実感することができました。管理職となった現在は、書類の処理など実務をこなす時間が減り、その代わり新規業務の取り組み方を考えたり、会社や組織としての方針を決めたりする業務が増えています。より大きな視野で、仕事やチームメンバーと向き合っています。
CAREER PATHSキャリアパス
- 入社~5年目管理部
- 事務職社員として新卒で入社し、大阪本社の総務課へ配属される。社員対応の窓口として、各種お問い合わせの対応や勤怠管理、給与処理など、幅広い業務をチームメンバーの一員として担当。
- 6年目~11年目管理部
- リーダーとしてチームメンバーをマネジメントする立場に。大阪本社のみならず、名古屋支社や沖縄支社へ出張し、拠点を越えて社員のサポートや総務課メンバーの育成を行う。
- 12年目~現在管理部
- 管理職として総務業務に取り組みながらも、拠点を越えたチームメンバーの育成や、新規業務の進め方を考案するなど、会社や総務課全体の方針を決める業務に携わる。
すばらしい「ALL Sky」の文化、率先して行動に移していきたいです
Sky株式会社は、どんな会社だと感じていますか?
会社として掲げている指針でもあるのですが「謙虚、素直、感謝、元気」という姿勢で働いている人が本当に多いです。みんな仕事は一人ではできないことを知っているので、自分が大変なときは周りの人に助けを求め、逆に周りが大変なときは自分にできることを考えフォローする場面をよく見かけます。また、仕事が好きで新しい知識をどんどん増やしたいという前向きな社員が多いので、初めての業務にもチャレンジ精神で取り組んでいると感じます。
私自身、仕事で困ったときは、部署の垣根を越えてたくさんの方に相談にのってもらいます。担当する業務が違えば、それぞれいろいろな知見があります。さまざまな視点から意見をいただくことで、より良い結果につながることが多いです。また会社全体として、女性社員も徐々に増えてきました。個人的なことですが、他部署の方とも仲良くしていて、プライベートで一緒に遊びにいくような仲間もでき、とても充実しています。
自分の部門や会社を、今後はどう発展させたいですか?
会社全体の目標達成や課題解決のために、業務をサポートするスタッフ部門の人間として何ができるのか、常に考え動きたいです。自分一人の力や一つの部署だけでは不可能なことでも、周りの人間やほかの部署と協力することでできるようになることはたくさんあると思います。弊社には、部署の垣根を越えて一丸となって業務に取り組む「ALL Sky」という素晴らしい文化があります。その会社としての強みを伸ばしていけるよう、自分から積極的に実践していきたいです。