フレッシュマン賞を受賞した若手社員が語る成長の手応えと将来の夢
開発職、営業職のそれぞれの分野で活躍し、フレッシュマン賞を受賞した3人に、
受賞の喜びをはじめ、失敗を乗り越えながら成長してきた経験、
それぞれが思い描く今後のビジョンなどについて語り合ってもらいました。

Sky株式会社では、新入社員の中から特に活躍した人を「フレッシュマン賞」に選出。
半期に一度開催される式典で表彰し、若手の活躍を促しています。
-
クライアント・システム開発事業部
技術部 ビジネスソリューショングループ 技師2019年に入社。当初はWebアプリケーション開発をしていたが、スキルチェンジし現在はAWSクラウドのインフラの構築業務を担う。
-
ICTソリューション事業部
開発部 開発課 技師2020年に入社。自社商品の開発を希望し、シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」の開発を担当する。
-
ICTソリューション事業部
営業部 セールスリーダー2020年に入社。営業部に配属後、仙台支社に赴任。現在は岩手県を担当し、案件発掘に向けて自治体や民間企業を回る。

チームを意識した行動や
周りを巻き込むことを心掛けた
フレッシュマン賞おめでとうございます。私の時はコロナ禍で式典が中止になったから、社内ブログでの発表だったけど、今回はオンラインで式典が開催できて良かったね。表彰された後、何か反響はありましたか?
同期や上長など多くの方からお祝いの連絡をたくさんもらいました。チューター※の先輩が自分のことのように喜んでくれて、お世話になった恩返しができてうれしかったですね。
確かに、僕もお世話になった先輩たちに恩返しできてうれしかったな。表彰は、自分の存在を会社の皆さんに認知してもらう機会になったと思うので、プレッシャーも感じていますけど……。受賞されていかがでしたか?
フレッシュマン賞を全然意識していなかったから、びっくりしました。うれしい気持ちもあったけど、私もプレッシャーを感じたな。でも今は、社長がよく話されている「若手が夢を見られる会社」に向けて、先頭を走れるように頑張りたいと思っています。
賞を意識されていなかったんですね。営業は多くの人がフレッシュマン賞を目指している雰囲気があったので、僕も大きな目標の一つでした。仙台支社の先輩方も「がんがん狙っていけ!」っていう感じだったんだ。
部署によって、雰囲気が違うんだね。僕も賞を取ることはあまり考えていなかったけど、上司と面談したときに「フレッシュマン賞は目指さないの?」と言ってもらったのをきっかけに、頑張ってみようって思ったんだ。賞を取るために、心掛けていたことはあるの?
売上目標を達成することはもちろんだけど、全国の営業の皆さんに自分の存在を知ってもらうことを大事にしていたよ。社内の営業活動ブログに積極的に投稿したり、仙台支社だけでなくほかの拠点の上司や先輩にも電話で相談してアドバイスをもらったり。でも、一番評価されたところは、現場主義を貫いたことかもしれないな。とにかく、たくさん現場を回るということを大切にしていた。それが数字にもつながったんだと思う。
評価されたところか……。僕はチームを意識した行動や周りを巻き込むことを心掛けたことが良かったのかもしれない。チームのメンバーとのコミュニケーションを密にして連携をとった以外にも、同期のフォローも積極的に行っていたよ。相談に乗っているといつの間にか意見を求めてくれるようになってうれしかった。
ビジネスソリューショングループでは2年目になると、1つ下の後輩に向けて勉強会を企画する活動があるんです。私は、その推進メンバーに立候補して、積極的に動いたことを評価してもらえたのかも。
周りを巻き込んでいく姿勢が大切なんですね。僕も1つ下の後輩に向けて「地方新卒ミーティング」という、若手同士の座談会や地方のいろいろな拠点の人たちと触れ合える機会を、月3回程度のペースで設けています。でも賞をもらったとはいえ、たくさん失敗もしてきていますけどね。
※ 新人の育成担当の社員

チャレンジしてミスをしても、必ず助けてくれる
だから安心して挑戦できる
そうだね。私もWebアプリケーションを開発するチームで、システムをリリースした後に、不具合がたくさん見つかってしまったことがあったんだ。その原因をよくよく探ってみると、根本的な問題点は連絡・相談漏れにあったと思う。
僕も確認不足で、お客様に間違った金額を提示して叱られたことがあります……。報連相の大切さは研修でも学んだし、普段から気をつけているけど、実務レベルで実践するのは簡単じゃないと思います。
報連相が原因のミスはみんな心当たりがあるんじゃないかな。僕もこれまでたくさん失敗をしてきたけど、何が失敗の原因なのかを探って反省点を見つけて、いかに改善するかっていうプロセスの方が大切だと今は思っています。
本当にそうだね。さっき話した不具合が見つかったときも、問題を解決して終わりではなくて、先輩が「振り返りが一番大事」って教えてくれて、一緒に原因を振り返ってくれたのは、とてもありがたかったな。
チャレンジしてミスをしたとき、先輩たちが必ず助けてくれる体制ですよね。だから、安心して挑戦できる。
そのときも初動の対処から上司がフォローしてくれたから、落ち着いて対応することができたよ。

もっと会社が大きくなっても若手の声を
すくい上げる今の社風を大事にしたい
これからは、僕たちが後輩をフォローする役割も担っていくことになるんだよね。今後の自分のキャリアのビジョンってある?
そうだな。自分の実績をもっと上げるというのはもちろん、マネジメントもできるような営業担当者になっていきたい。今仙台支社には後輩がいないから、後輩を育てるっていう経験ができていない。後輩ができたら、目標設定や、モチベーションが維持できるようにフォローして、チームが継続的に営業の目標を達成できるようにチームを支えられる人材になりたいな。
マネジメントか。僕も1つの大きな機能のリーダーになりたいと思っているよ。リーダーって技術力にたけていればよいわけではなくて、チームメンバーをまとめて、いかに作業がしやすい環境を整えられるかというのが必要になるからね。そのための力を、まずは身につけていきたい。
2人ともちゃんと明確なビジョンがあるんですね。私は、ずっと「一緒に働きたいと思ってもらえる人」になることを大きな目標にしてる。人となりでも技術面でも、頼ってもらえる存在になりたい。だから、コミュニケーションの部分は今の力をさらに発展させつつ、今後はもっと技術力を磨いていきたい。その先に、私の技術を頼って開発案件やレベルの高い作業を依頼してもらえるようになりたいな。
後は、もっと長期的な視点でいうと、自分で新しい開発案件を獲得できるようになりたい。お客様との些細な会話から本質的なお困りごとを見つけて、具体的な案件としてまとめて、そこに人をアサインして、自分が「この数字を取った!」っていう経験をしたいな。
もっと長期的な視点か……。これからもっと新商品を出していくと思うから、機能だけじゃなくて、1つの商品全体をまとめられる人材になれたらいいな。
そうだな。僕はチームだけじゃなくて、会社としての経営戦略を考えられるような、会社全体を見通せるようになっていきたい。いずれは僕たちが会社を担っていく存在になっていくわけだから。でも、これからもっと会社が大きくなっても、若手の声をしっかりすくい上げるような今の社風を大事にしていきたいと思うよ。
確かに、この風通しの良い風土は守っていきたいよね。いつか上司という立場になっても、自分がストッパーにならないように気をつけて、若手を伸ばしていけるような存在でありたいと思います。
僕も同じ考えです。引き続き「ALL Sky」の精神を大切にして、開発や営業などの部署の垣根を越えて商品を作り上げていきたい。そして、もっと部署間の連携を強くして、いろいろな部署を巻き込むかたちで会社が成長していけたらいいなと思うよ。