頑張る人にとって、
居心地がいい会社だと思います

ENGINEER

1998年入社 自社パッケージ商品開発

話し合って仕事を進めるスタイルなので、オフィスもにぎやかな雰囲気です

現在は、どんな部門に所属されていますか?

私が所属するICTソリューション事業部の開発課では、現在「SKYMENU Cloud」「SKYSEA Client View」「SKYDIV Desktop Client」といった自社商品を開発しています。その中でも、私は小・中・高等学校などの教育機関でご活用いただいている学習活動支援ソフトウェアの「SKYMENU」シリーズの開発に携わっています。

これらの文教市場向けの商品は、文部科学省が告示する学習指導要領に示された内容を踏まえて、実際に教壇に立たれている先生方や大学教授の方々と一緒に進めている共同研究開発と、Sky株式会社の営業やサポートの担当者がユーザー様や販売会社の担当者様からヒアリングしてきたご意見やご要望を基に、新機能の検討を行って、新たなバージョンとしてリリースしています。

開発作業は、1人で黙々と技術習得して進めていくというよりも、チームとして成果を上げていく方針で行っているので、メンバー同士の情報共有や認識合わせが活発に行われています。ですから、きちんと時間を取って会議室で行う打ち合わせ以外にも、デスクの周りでちょっとした相談をする姿があちこちで見られ、オフィス全体が比較的にぎやかな雰囲気です。誰かが困っていると声を掛け、自然に手助けするワークスタイルが定着していて、疑問点や改善提案があればすぐに上司に報告し、指示を仰いでチームとして対応する風土があるので、閉塞感や停滞感、孤立感といったネガティブな雰囲気はないと思います。

早い段階でいろいろな経験ができ、技術者としてとても鍛えられたと思います

現在担当されている業務の具体的な内容は?

「SKYMENU Cloud」および「SKYMENU Pro」、「SKYMENU Class」の仕様を決めるための要件の検討から、実際にリリースされるまでの管理をしています。まず、商品企画を担当する販促企画部から上げられた要件をひとつひとつ一緒に煮詰めます。次に、機能としてどのように組み込めばよいかといった仕様の検討や設計をフォロー。さらに実装フェーズでは、自分の作業時間が確保できるときには実装や試験も担当しています。また、営業やサポートの担当者から依頼されるカスタマイズ対応についても、見積もり工数の算出や仕様の調整を行い、対応メンバーを決めて作業を割り振っています。

これまで、どんな経験を積んできましたか?

入社後の数年間は、主にメーカー企業から組込みソフトウェア開発を請け負うクライアント・システム開発事業部に在籍していました。当時はまだ、小規模な請負業務も多くて業務スパンが短かったので、その分いろいろな経験ができました。私は、主にWindows上で動作するソフトウェアの開発を社内で行っていましたが、中には組込みソフトウェアの業務に携わることや、お客様先に常駐して作業をすることもあり、技術的にも業務形態的にも一様ではありませんでした。そのなかで、エンドユーザー様と一緒に仕様の検討をしたり、1人で現地に赴いて不具合対応をしたりといった業務を、比較的早い段階で経験させてもらえたので、精神的にも鍛えられたと思います。

「方針を決める」「仕事を作り出す」という動きが求められるようになりました

立場が変わり、仕事の進め方や考え方にも変化がありましたか?

立場が変わるたびに、仕事の進め方や考え方に大きな変化がありました。入社から間もない頃には、上司が情報をある程度整理してくれ、私が理解しやすいようにかみ砕いてから作業を依頼してくれていました。技術的にわからないことや仕様が未決定な部分についても、上司に質問すれば答えがもらえるので、とにかく任された作業を頑張って対応することが私の役割だったと思います。

それから機能リーダーとなると、自分で考えて、課題を正しく理解してメンバーに伝えるようにしなければならないので、単に任せられた作業をこなすというだけではなく、まず自分でしっかりと考えて「決めていく」という役割が求められるようになりました。さらに管理職になると、商品全体の新機能検討など「自分たちの仕事を作り出す」動きが必要になります。有用な機能になるように仕様を検討することはもちろん、作業に無駄が出ないように計画を立て、チームメンバーが実際に作業を開始できる状態にまで検討と決定をしていきます。

また、関係部署との調整も大切です。例えば、リリースに伴って用意するマニュアルなどの商品部材については広報部と、出荷物や出荷ライセンスの管理についてはシステムサポート部の出荷部門などと調整を行います。部門を越えて連携し、商品が無事にリリースされるように進めています。

CAREER PATHSキャリアパス

入社~5年目クライアント・システム開発事業部
社内への持ち帰り開発案件であるWindowsソフトウェアの開発を担当。
5年目~8年目クライアント・システム開発事業部
組込みソフトウェアの開発やお客様先常駐でのソフトウェア開発を経験。
8年目~現在ICTソリューション事業部
自社パッケージ商品の企画・開発を行うICTソリューション事業部に異動し、入社18年目に管理職へ昇格。教育機関向けソフトウェア「SKYMENU」シリーズの開発において中心的な役割を担っている。

新商品も市場シェアNo.1を目指し、関係者が一つになって取り組んでいます

Sky株式会社は、どんな会社だと感じていますか?

頑張る人にとっては、とても居心地がいい会社だと思います。改善提案にしても、新しいチャレンジをすることにしても、本気で提案すればどんどん任せてもらえます。今は若手の育成と抜擢に、会社を挙げて注力していますので、やればやるほど認めてもらえる環境だと実感しています。さらに、弊社が目指している「太陽社風」をしっかりと定着させるため、この数年は特に“褒める文化”が浸透してきていると思います。「頑張った人は褒める」「手助けしてもらえば感謝する」。当たり前といえば当たり前のことですが、こうしたことを会社の方針として明示して、実現に向けて具体的に取り組んでいる会社は案外少ないのではないでしょうか。「太陽社風」を根づかせることで、チーム内の人間関係が良くなり、さらにチームの成果が上がるという好循環が実現していると思います。

自分の部門や会社を、今後はどう発展させたいですか?

私たちのICTソリューション事業部では、新商品の立ち上げに取り組んでいる真っ最中です。「SKYMENU Pro」「SKYMENU Class」「SKYSEA Client View」のように、この新商品も市場シェアNo.1の商品へと育てていけるように、私も、担当チームのメンバーをバックアップしていきます。また、文教分野においても、ICTを使った授業の形態がどんどん変化していますので、変化に乗り遅れず、さまざまなニーズに対応していけるよう、営業部やシステムサポート部などの関係部署と連動し、より良い商品を提供し続けていきたいと思います。